根津2丁目に建設中の新築物件。今回は第二話をお届け。
前回予告した通り、この物件を建てるキッカケをオーナーさんにインタビューしてきました。
※以下オーナー様からのお話です。
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元々この土地で古くから私の親がアパート経営していました。
途中から娘の私も運営に参加するようになり「楽しさや苦労がわかり始めたのが数年前」といったところでしょうか。
運営していたアパートは基本的に和室で3点ユニット、当時は建物が古いので隣家との距離も近く、正直室内が暗い印象でした。
私たちの物件は駅近といっても上記理由から入居者の確保に苦労した時期もあり、部分的なリフォームを何度も繰り返してきました。
それから暫く経過したあるとき、15年以上借りて頂いた女性が退去することになったんです。
その時私は咄嗟にこう思いました、
「リフォームに大きいお金が必要だけど、どうしよう...何年で回収できるだろうか...」
当然収益用のアパートなので数字がすべてだと考えていました。
そんな時に私の母から「そろそろ世代交代しようか」という話が出てきたんです。
もちろん不安もありましたが、それについては快く引き受けました。
不安を抱えたままスタートしましたが、まずは「この物件をどうするのがBESTなのか?」を必死に考えましたね。
※大々的にリフォームするのか、もっと時間とお金は掛かるけど建て替えるか...
それで私が出した答えは「建て替える」でした。
これ以上大々的にリフォームすると、投資金の回収だけに意識が集中してしまって、お部屋探しをしている方々に「本当に住みたい家」を提供できていないのではないか?という疑問が出てくるようになったんです。
実際に利用される方の立場になって考えたら
「住みたい理由があるからその家に住む」
そんなの当たり前なんですけど、投資目線になると、どうしてもその意識が希薄になるんですよ(笑)
なので色々考えた結果、
【女性専用物件を建てよう!】と決めたんです。
私自身が女性ということもあり、単身女性が引越す時に気になるポイントは理解していますし、その家に住んでどうなりたいのか...
女性がもっと輝ける環境を提供したい!と思ったんです。
まぁキッカケはそんな感じですかね(笑)
第二話 完
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しっかりとお客様の将来像を考えた結果の行動だったのですね。
脱帽です!!!
次回第三話は「物件名の由来」にしようか...「コンセプトの理由」にしようか...
まだ決めてないので、オーナーさんと相談して第三話をお届けしようかと思います。
それでは次回もお楽しみに!